Quantcast
Channel: 暑中見舞い基礎知識
Viewing all articles
Browse latest Browse all 15

暑中見舞いのポイント

$
0
0
 暑中見舞いは、親しい友人には勿論、普段お世話になっている会社の先輩や上司、大切な取引先や名刺を交わした相手など、様々な人とのコミュニケーションを築くのに必要なものですね。  いざ、暑中見舞いを出そうと思ってハガキを用意しても、何をどう書いたら良いのか分からない人も多いと思います。しかし、難しく考える必要はありません。年賀状ほど形式にこだわることもなく、相手を気遣う言葉が書かれていれば充分だと思います。意外な人から、突然貰う場合は、特に嬉しい物です。「相手に対し、猛暑の最中の健康を気遣う」ことを重点において、暑中見舞いを書いてみましょう。  まず冒頭は、「暑中見舞いもうしあげます」と記します。そして、相手の安否を気遣う言葉「猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか」などを記し、自分の近況を記し、年と月を記します。  頭語(拝啓など)や、結語(敬具)などの言葉はいりません。  注意したいのが、「お体ご自愛ください」という文面です。よく見かける文面ですが、この文面は間違いです。「自愛」という言葉には、「体」という言葉の意味も含まれるので、教養のある人が見ると、重複したおかしな文章になってしまいます。「くれぐれもご自愛ください」という文面が正解です。  縦書きや横書きで迷う場合もありますが、縦書きはフォーマル、横書きはカジュアルというイメージがあります。特に決まっている形式はありませんが、目上の人に対して送る場合は、縦書きにするのが無難かもしれません。  また、派手に凝ったデザインでなくても、シンプルなもので充分です。イラストを加えたいときには、木の葉(朝顔の葉なども良いですね)の表に薄く溶いた絵の具を塗り、ハガキに葉ってティッシュをかぶせ、その上から軽く押さえる「木の葉ハンコ」などで充分夏らしい雰囲気のハガキになります。  難しく考えず、面倒なものとして捉えず、今年の夏は是非暑中見舞いを書いてみてくださいね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 15

Latest Images

Trending Articles





Latest Images