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Channel: 暑中見舞い基礎知識
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ふみの日の切手

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 皆さんは、「ふみの日」をご存知でしょうか?  「ふみの日」とは、日本の文字の文化を継承するために、昭和54年に制定されています。2「ふ」と3「み」の語呂合わせで、毎月23日が「ふみの日」です。  7月は、「文月(ふみづき)」とも呼ばれます。七夕の期限である「乞巧奠」(きこうでん)という中国行事から文月と呼ばれるようになったそうですが、文月である7月の「ふみの日、つまり7月23日は、手紙を書くことを啓発する運動が毎年全国的に展開されています。 そしてこの運動の一環として、「ふみの日切手」があります。とても人気のある切手です。  昨年(平成19年)の7月に発売されたふみの日の切手は、百人一首がテーマとされ、江戸時代の「光琳(こうりん)かるた」絵柄から、春、夏、秋、冬、恋の歌が一首ずつ選ばれていました。  7月に出す手紙というと、「暑中見舞い」ですね。日頃お世話になっている人やなかなか合うことのできない学生時代の友人に、また仕事上でお付き合いをしている人などに送る季節の挨拶状として、大切にしたい慣習ではないでしょうか?  最近では、メールで暑中見舞いを送る人も増えていますが、直筆部分を沿えたハガキからは、その人の人柄や気持ちが伝わってくるものです。暑中見舞いは、梅雨が明けるころから出すのが一般的ですが、7月23日のふみの日の切手を貼って出すのも良いですね。思いがけない人からや、懐かしい人からのハガキはとても嬉しいものです。隅々まで眺められるでしょうから、切手一枚にもこだわりたいものです。

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